ドコモ、au、ソフトバンクの大手3キャリアからインターネットからのみ申し込みが出来るオンライン受付限定のプランが提供開始がされました。
店頭で申し込みをおこなう料金プランよりも通信費がお安くなると聞いたけれども
実際のところお得なの?とか、3つもプランがあるのにどこを選べばいいの?と悩まれている方いらっしゃることだと思います。
今回はそんな方に向けて現役の携帯販売員が記事をまとめましたので参考にしてください。
目次
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オンライン限定のプランとは
皆さまが携帯電話の料金見直しをしようと考えたら、携帯ショップに足を運ぶのが一般的ですよね?
どのようなプランがあるのか携帯スタッフから直接聞いて納得したらプランを変更すると思います。
オンライン限定のプランは、ユーザー自身が携帯ショップではなくインターネットから申し訳み→利用開始までの全てを行う少しハードルの高い料金プランです。
その反面、実際に切り替えを行うと携帯電話の通信料は格安シムに匹敵するくらいの料金までお安くできるメリットがあるのです。
携帯ショップではオンラインプランの詳細について何も対応が出来ないため、軽い気持ちでも切り替えは要注意です。
どんな人に向いてる?
オンライン限定プランの利用はどのようなユーザーに向いてるのでしょうか
まず、携帯のデータ使用量で考えると
1GB以上~20GB未満でスマートフォンを利用中のユーザーはオンラインプランに変更すると確実にお得になることでしょう。
契約の詳細は自分で内容を調べて、自分でインターネットから申し込み。さらに、スマートフォンを利用するための開通作業も自分で行う必要があるので
このハードルを超える自身がある方は是非オンラインプランに変更してみましょう。
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大手3キャリアのプラン
ドコモ、au、ソフトバンクはそれぞれ特徴あるオンライン限定の料金プランを提供しているので、下記に詳細をまとめます。
各社2021年3月にオンラインプランの提供開始を行い、3社とも20GBプラン1つのみで分かりやすいスタートだったのですが
2021年10月には3社のプラン内容に大きく違いが出てきていますので、選ぶ際の参考にしてください。
20GB+5分カケホーダイのセットプラン
2700円(税込2970円)
通話オプション選択可
カケホーダイ 1000円(税込1100円)
▫特徴
3社のうちahamoのみ通話オプションが最初からセットになっている料金プランであり、povoとLINEMOの場合5分カケホーダイをセットにすると税込3278円になってしまうがahamoであれば2970円と3000円を下回る金額設定になっている。
デメリットとしては5分カケホーダイも必要としていないユーザーは他社の方が安くなる点があげられる。
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au→povo1.0
20GBプラン
2480円(税込2728円)
通話オプションを選択可
5分カケホーダイ 500円(税込550円)
カケホーダイ 1500円(税込1650円)
▫特徴
トッピングという名目で24時間データ使い放題を220円/24時間で利用可能。出先などのWiFiが使えない環境に遭遇した場合かなりのメリットとなるサービスである。
※povo1.0は2021年9月までで新規受付終了
2021年10月よりpovo2.0に変更
基本料金0円(0GB/128kbps)に随時必要なデータ量を課金してトッピングするスタイルの料金プラン。
トッピングの内容は下記のようになっており、月間で考えると3GBプラン990円がコストとしてはお安くなる仕組みとなっている。
▫データトッピング
1GB 390円 7日間
3GB 990円 30日間
20GB 2700円 30日間
60GB 6490円 90日間 (平均2163円/月)
150GB 12980円 180日間 (平均2163円/月)
データ使い放題(330円/24時間)
▫通話トッピング
5分通話かけ放題 550円
通話かけ放題 1650円
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ソフトバンク→LINEMO
20GBプランと3GBプラン
2480(2728円)と900(税込990円)
通話オプションを選択可
5分カケホーダイ 500円(税込550円)
カケホーダイ 1500円(税込1650円)
▫特徴
LINEMOという名前の通りLINEのサービスが優遇されるプランとなっておりLINEのギガ数消費がカウントされない仕様となっている。さらに3GBプランの提供もスタートされた事によりギガ数をそもそも使わないというユーザーは1番コストを抑えられるプランに現状はなっている。
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結局どれを選べばいいの?
3社それぞれのオンライン限定プランを解説してみましたが、結局はどのプランを選べばいいのでしょうか?
答えはシンプルで
▫5分カケホーダイ等の通話オプションを利用したい方はahamo。
▫3GBで毎月足りる場合はLINEMO。
▫出張や外出が多くいざと言う時にデータ量をたくさん使いたいという方はpovo。
このような切り分けで検討してみると毎月のコストはお安くできるという事になります。
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注意点もあるので確認しておこう
オンライン限定の料金プランは、大手キャリアから提供されている料金プランなのですが数多く注意点があります。
注意事項を確認した上で、安さを求めるのであれば見直しをした方が良いです。
使えなくなると困るサービスがあれば見直ししない方がいいので気をつけましょう。
注意点
- キャリアのメールアドレスが使えなくなる
- データ容量無制限プランがない
- 対応が店舗や電話じゃなくチャットになる
- 家族間の無料通話がなくなる
- クレジットの年会費が発生する可能性がある
- LINEの年齢認証が出来なくなる
- 引き落とし設定がクレジットカードのみになる可能性がある
このような注意点があげられますが、これ以外にも気をつけるポイントは各キャリア事にある可能性がありますのでご自身でもチェックするようにお願いします。
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まとめ
各社3キャリアのオンライン限定プランをまとめましたがどうでしたでしょうか?
ahamoは通話オプションが必要な場合、povo2.0はデータ使用量にばらつきがある場合、LINEMOは定額3GBを選びたい場合
このような選ぶための特徴が分かりました。
オンラインプランに切り替えるにあたって気をつけなければいけない注意点も多数ありましたが、1番大きい気をつけるポイントは
何か分からない事があってもチャット対応になってしまう事です。
オンライン限定プランは問題が起きたとしても、自己解決できるように心の準備をしておくことが大切なのです。